あなたを生きて

一つだけ言えることは 僕には君しかいない

たくさんのこと

 

 

変わっていくものに不思議と寂しさを感じることはなかった。

むしろ、楽しみだと感じたのです。

 

 

 

私は物心付いた頃からテレビに映っているキラキラしている人が好きでした。俗に言う「アイドル」というものです。彼、彼女達は私達に愛と勇気を与えるアンパンマンのような活動をしていて歌って踊る、なんでも出来ちゃう魔法使いでもありました。

 

私がジャニーズを好きになることも時間の問題で、頭の片隅に今でも残っている幼い私の記憶には青春アミーゴがあったり…。小学生時代は嵐のライブDVDを見たり、高学年になると共に関ジャニ∞を応援するようになったり…。すごくすごく楽しい幸せな思い出ばかりです。

 

でも次第に気持ちが追いつかなくなってしまった。あまりにも色々な思い出がありすぎた。些細な事で傷付いたりジャニタレ側に小さな憎悪を抱いてしまったり、、、ファン失格だと思いました。

私は何事も引きずるタイプの人間なので、ある日彼らを想うことで精神が蝕んでいく感覚が進行している事に気付いた際、「このままじゃ本当に駄目な人間になってしまう。」「死んでしまう。」とメンヘラ的な思考に駆り立てられたのです。

 

ジャニーズを応援していて何も楽しいことなんてなくて。

事務所自体信用出来ないことばっかりだし。

人間不信になりそうだし。

大好きな人を悲しませる側の人間で在りたくなかったし。

 

 

私がジャニヲタ卒業、とその単語をふと思い浮かべたのは渋谷すばるくんがグループを脱退、事務所退所を発表した時です。

 

「ああ、この人がこの場を去る時が私の散り際だな」

 

確かにそう、感じました。

 

担当では無かったけどそれでも他の人とは違う特別な存在で言葉には上手く言い表せないけど……彼は私にとって永遠の「憧れ」だったのでしょうね。信仰に近い思いがあったので…。

 

ずっとすばるくんの背中を見てきたから居なくなった時私は何処に向かって走ればいいのか分からなくて。周りは誰もコンパスの役目を果たしてくれなさそうだし。ブレずに生きてる人は紛れもなく貴方だった。だから道に迷わないように私は、私は誰でもないわたしを生きる事にしました。

 

 

やっと肩の荷を下ろせます。今まで本当にお世話になりました。本当にありがとうございました。本音は一番近い席でSixTONESのデビューを見届けたかった、関ジャニ∞の行く末を見守りたかった。

でも…それも叶わなくてごめんなさい。

 

でもこの先一切目にしない、耳にしないという訳じゃないので、永遠の別れでは決してないので!好きな所は今でも好きだしそれが心のケアに繋がっていくのなら。

 

さようなら、本当に大好きでした!!!!

 

 

 

 

 

 

さて!話は切り替わりますがこのブログを書くにあたってもう一つ書きたかったことがあります。

それは「これからのこと。新しい出会い。」

 

私は元々命懸けで注いだ情熱ほどではありませんが幼い頃から父親の影響でアニメーション、ゲームが好きで。

そんな幼い私にある大きな発見がありまして。

 

それは2006年、5歳のわたしが家族と観に行った「劇場版 どうぶつの森」。物語もとても素敵だったのですが映画鑑賞後購入したパンフレットに記載してあったキャスト情報。

 

そこには主人公を演じた堀江由衣さんの名前。

 

衝撃でした。ずっとキャラクターはキャラクターそのものから声が発されているものだと思っていたのでまさか声を当てている”それ”専属の方がいるなんて。

月日は流れ、わたし小学6年生12歳。当時の私は「学園アリス」という深い深い内容が詰まっている少女漫画が好きで更にアニメが過去に放送されていたのを知って直ぐに観ました。

そこで第二の出会いをしました。日向棗役の朴璐美さん。鳴海先生役の石田彰さん。特に朴さんについては、私が育った(育てられた)漫画「BLEACH」で日番谷冬獅郎役を演じてらっしゃったので役の演じ分けという面でとても感動したのを覚えています。

 

それからというものの「声優」という職業がどれだけ夢の溢れた職業で、優れた才能を持つ者にしか出来ない職業だということを知りました。

等身大の自分自身のままで演じることはその作品、キャラに傷を付けるという事なのでどれ程役に憑依出来るか試行錯誤しながら演じ続け、安定してない職にも関わらずこの方達はグラグラの地面に必死に這い蹲って日々闘ってらっしゃる方なんだと僭越ながら感じました。

 

この世界を知る内に私は声を聴いて安心することが出来て尚且つかつての渋谷すばるくんに向けていた「憧れ」という感情が湧き出ている事に気付きました。

この感情に気付かせてくれたのは、入野自由さん、櫻井孝宏さん、宮野真守さん、悠木碧さん、内田真礼さん、佐倉綾音さん、釘宮理恵さん、早見沙織さん。

 

そしてまた別の、愛しいという感情を教えてくれた、

アイドルマスター SideMDRAMATIC STARSを演じている三人。

肉会の石川界人くん、梅原裕一郎くん、八代拓くん、斉藤壮馬くん、中島ヨシキくん、畠中祐くん。

 

 

そして内田雄馬くん。

雄馬くんとの出会いはつい最近で元々私は彼のお姉さん、内田真礼さんの事が大好きでぼんやりと弟の存在も知っていたのだけど深く踏み込むことは無くてそれだけが後悔でしかない。もっと早く出会えてたらね。

 

少し話は変わりますが、

彼は「BANANAFISH」という作品の主人公アッシュ・リンクス役を演じていました。吉沢亮さんが以前からずっと「BANANAFISH最高。」「BANANAFISH面白い。」と発言してたので気になって拝見させて頂いたのですが終始、胸が締め付けられるような内容、引き込まれ続け一話一話重々しくなっていく展開で「この先私は耐えられるかな」と感じさえするストーリー。でも逃げてしまったら、アッシュ・リンクスを否定するのと同じだと思ったから最終話まで頑張って観ました。でも耐えられなかった。最終話で涙が止まらなくなって数日喪失感でいっぱいで未だに立ち直ることが出来ないもの凄い物語だと思いました。

12/23に開催されたイベント「BANANAFISH Premium party」で雄馬くんが何十年も読み継がれる名作の主演を演じるプレッシャーだったりゴルツィネ役を演じられた石塚運昇さんの死だったり悩んで悩んでこのアッシュ・リンクスという役と向き合った話をされたのを聞いて雄馬くんが葛藤した全ての思いが熱い気持ちとなって流れ込んでくるのをとても感じました。アッシュとなって最後まで生きて走り抜けてきた雄馬くんが流した涙はアッシュそのものの涙だと思う。貴方がアッシュで良かった。

 

そして3/9行われた声優アワードで「BANANAFISH」アッシュ・リンクス役の演技が認められた雄馬くんが受賞した主演男優賞。私はアプリでの生中継をリアタイしていたのですがその時彼の真っ直ぐな言葉、信念とそれを語る目を見て惹かれ始めたんです。(ここまで話すのにめっちゃ時間かかった)

 

アーティストとしてのデビューシングル「NEW WORLD」の歌詞にはこうあります。

空を見上げて確かめる現在地
壮大な計画は始まったばかり
ドキドキな毎日は退屈などしなくて
なぜなら君が何より君がいてくれるから

掴もうtop
夢に見てた未来はそこに
誰より先に
君を連れてくよ

君が見て来た過去も全部
僕に預けて
信じ続けてて

 

いやもう堕ちるしかないやん????

この人だったらジャニヲタとしての今までの想いも受け止めてくれる気がした。大切な思い出を捨てずにいて良いんだと思った。

私の決心は脆くて放っておけば直ぐに壊れてしまう呆気ないものだけれど雄馬くんになら預けても良いのかな?

 

雄馬くんとならずっと笑っていられるかな?

明日には興味無くなってるかもしれないし何が起こるか分からないしまだまだこの先見えないけど私が望む場所に連れてってくれますか?

 

私は雄馬くんと色々な景色を見ていきたいです。

 

ifの世界になってしまうけどお返事はいつか一緒に焼肉をする時に聞かせてください。

 

大好きです!

 

 

 

 

p.s.

何が書きたいのか途中自分でも分からなかった。